@学歴、経歴に嘘がある人
重ね重ね述べますが、嘘はばれます。本人の許可を取って身辺を調べる「レファレンス」という方法をとれば、すぐにわかります。もちろん嘘をつく人を採用したい会社はありません。
A暗い顔をしている、マイナスのオーラを感じる人
初対面の人と会うのは、誰でも多少の緊張はするものです。また、初対面の人と距離の近すぎる人というのも考え物です。しかしながら、元気がない、覇気がない人、何かどんよりとしている人となると、こちらも印象が悪いです。
初対面の印象をよくすることは、努力次第で可能です。朝起きたらまず鏡をみて、「今日は元気よくいくぞ」と気合を入れたり、自分を褒めてあげたりして下さい。ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、良い意味で自分のことを好きになって下さい。
自分のことを信じられない人は、人のことも信じられないと思いません。また、自分が暗いと相手も暗くなります。相手とは、自分の心を映し出す鏡なのです。
B姿勢の悪い人
姿勢の悪い人は嫌われます。具体的に言うと、猫背、腕組み、大きく開いた足などをしている人です。 あなたは意識していなくても、面接官はあなたの姿勢を見ているので注意して下さい。
猫背の方はどうにも印象がよくないものです。特に営業職を希望している方などは、意識的に注意して下さい。小さく見えてしまい、印象が悪いです
C貧乏ゆすりをしてしまう人
はっきりいって、ものすごく損です。落ち着きがなく見えます。あのコキザミにひざがゆれて、微妙に「とんとんとん」と音がすると、面接をしていても、良い気持ちになれません。
D「絶対」をよく使う人
志望動機や自己PRの際に、「絶対」という言葉をよく使っている人は要注意です。「絶対」という言葉を使うべく場面は、そんなに多くはないはずです。自分を正当化したい、自分の意見を正しいと信じてもらいたいという思いから、そのような発言をする方が多いのですが、「絶対」と言っているわりには根拠がないのです。「御社に仮に入社できれば、絶対に売上に貢献します」この発言自体が悪いわけではないのですが、その後に、「ではその根拠は?」と求められたときに、なんらかの実績、裏づけが欲しいところです。言葉だけの「絶対」を連発しないで下さい。
E「まぁ」「とりあえず」をよく使う人
何か質問されたときに、「まぁそうですね。」など、「まぁ」、「とりあえず」という言葉が口癖になっている人がいます。聞いていて、気持ちの良いものではありません。単なる口癖なのかもしれませんが、相手がどう感じるのかを考えていない人だと思われる場合があります。この言葉以外でも「口癖」は誰にでもあると思いますが、TPOをわきまえて使って下さい。
F教育、研修のしっかりした会社に入りたいと思っている人
気持ちはわかりますが、このようのことを明言してはいけません。中途採用というものは、「何かを会社から得たい人」ではなく、「何かを会社のために貢献し、成果の出せる人」にニーズがあります。会社は学校ではないということを肝に銘じておいて下さい。自分で学び、わからないことはまず調べ、そして人に聞くという姿勢、気持ちが重要です。
G圧迫面接をしたときに、感情的になる人
会社によっては、あなたの本質を見抜くために、「なんで、なんで、なんで」と矢継ぎ早に質問をしたり、あなたを不快にさせるような発言をしたりしてきます。このような面接を圧迫面接と言います。仕事をしていると際にやりにくい相手や理不尽なことは必ず付いてきますが、そのようなときのあなたがどう反応するのか見るための面接手法です。ところが、圧迫面接を受けた人の中には怒ってしまったり、すぐに不快な顔をしてしまったり、席を立って出て行ってしまったりする方がいます。カチンときたら、圧迫面接なのだろうと捉えるようにして下さい。
H質問を全くしない人
相手がいろいろと話をしていることに対して、まったく質問をしない人がいます。質問がないというのは、興味がないと判断されてしまうことがあります。あなたがその会社で働こうと思った時に何かしら気になることがあると思いますが、面接官はそれを聞いて欲しいわけです。短時間の面接の中で、「自分が明日からバッチリ働けるイメージがついた」ということはあまりないはずです。とは言うものの咄嗟に何を質問したら良いかわからないことも多々あると思いますので、念のために事前に質問を10個ほどメモ書きで用意しておきましょう。